自粛によるフレイルや生活不活発病に要注意

コロナ渦で自粛生活をすることが必要になっていますが、家にばかりいることで気をつけなければならない問題もあります。その代表が、生活不活発病やフレイルです。コロナで不安になり過ぎて、何もかもやる気が失せて家に引きこもる人も増えています。その結果、体を動かす時間が減って生活不活発病やフレイルを引き起こしてしまいます。人間の体は動かさなければ、どんどん筋力も体力も落ちてしまうばかりです。体と心はつながっているので、体が弱ると精神的にも参ってきます。自律神経が乱れたり不安症に陥ったりと、心にまで悪影響が出てきます。さらに免疫力も落ちて、内臓の病気を併発するリスクも高まってしまうのです。

自粛を心がけることは感染防止にはなりますが、家の中でも何かしら体を動かすことが重要です。家の中でストレッチや筋トレを習慣付けることで、生活不活発病やフレイルを予防できます。テレビを見ながらできるエクササイズもいろいろとあります。また、感染対策をしてたまには外へ出て、太陽の下でウォーキングやラジオ体操などをしてみましょう。マスクを着けて誰とも話さず体を動かせば、感染する可能性も低いです。自粛生活に励みながらも、健康維持のためには体を動かす工夫をすることを考えなければなりません。楽しくできる簡単な運動はたくさんあるので、自分に合うレベルで続けられることを見つけたいものです。生活不活発病やフレイルにならないような、健康的な自粛生活を心がけましょう。